象の鼻と呼ばれる美しい防波堤
横浜が開港場の1 つに指定されて以降、象の鼻地区は、横浜で最初の本格的な波止場となります。そしてほんとうに象の鼻のように曲がっている波止場「象の鼻」は多くの外国船や外国人が訪れ、諸外国との貿易の中心地、文化交流の舞台として発展を遂げたはじまりの場所です。意外にも「象の鼻」という呼び名は、150年以上前からありました。この場所から多くの日本人が旅立ち、世界を見聞し勉強し、戻ってきたのです。現在、防波堤の部分を歩くことができ、とても眺めがよい、開放的な絶景スポットとなっています。
象の鼻パーク
復元後の防波堤の曲線を活かしながら、スクリーンパネルを一定の間隔で配置することにより、地区全体にわたる大きな円を描いている「象の鼻パーク」。横浜開港の地を包み込むように位置する象の鼻パーク一帯からは、みなとみらい、赤レンガ倉庫、横浜三塔、大さん橋、など横浜らしい景色が360度見渡すことができます。地元の浜っ子はもちろん、お昼や夕暮れ時などは、芝生の部分でのんびり日向ぼっこする人がちらほら見受けられます。
ピクニックにもおすすめ
まるで芝生にインクを垂らしたかのようなカラフルなピクニックシートをなんと無料で、レストハウス「象の鼻テラス」で借りることができます。象の鼻パーク内であれば、芝生や、テラスの屋上でも広げることができるのがうれしい。お弁当を持ってくるもよし、併設された象の鼻カフェで購入するのもたのしいです。パーク内にはきれいな公衆トイレもあり、子供連れのグループなど、いろんな世代でわいわいピクニックするには最適の場所!ぜひ芝生の上でのんびりしてみては?
アートにあふれた象の鼻テラス
「象の鼻テラス」は世界中のアートやカルチャーの交流する場所をコンセプトに、ZOU-SUN-MARCHE(ぞうさんマルシェ)というイベントやアートの展示を定期的に開催しています。併設する「象の鼻カフェ」では大人気のかわいすぎる「象の鼻ソフト」や、横浜の地ビール、鎌倉ハムと地元横浜産の野菜を使ったサンドウィッチなどのフードメニューを、イベントに合わせて企画し提供しているそう。テラス内には大きな象のオブジェ「ペリー」、窓に注目すると、谷川俊太郎の問いかけのような詩の作品を見つけることができる。誰でも自由に使うことができるテーブルと椅子の、丸い椅子に施された楽しいペイントなど、仕掛けがたくさん。
象の鼻パークと象の鼻テラスに来たらぜひ食べてほしい!かわいすぎる…ゾウノハナソフトクリーム(400円)季節によってパンプキン味もたのしめます。盛り上がること間違いなし。