150年の歴史を持つ東アジア最大の中華街
中華街エリアに到着すると、まずその人通りの多さに圧倒されるだろう。昼夜を問わず一年を通して全国各地から観光バスが集まる横浜中華街は今や横浜の代名詞的存在だ。メイン通りに店を構える名店は勿論、広東省や四川省などお店の味は様々。ふらっと細い通りに入って自分だけのお気に入りの店を探すのも一興。ところどころに飾ってある有名人のサインや写真を眺めるのも楽しい。
中華街のパワースポット、横濱関帝廟(かんていびょう)
1862年の開港間もない頃に開いた小さな祠に端を発した横浜関帝廟(かんていびょう)は、現在に至るまで、横浜中華街に住む人々の心の拠り所として愛されている。三国志時代に活躍した関羽(關聖帝君)は商売繁盛の神として進行されており、今日の横浜中華街の発展には無くてはならない存在だとも言われている。一年を通して多くの参拝客が訪れる、まさにパワースポットだ。参拝の作法は日本の仏閣とはまた異なるので、案内に従って参拝したい。
女神、横濱媽祖廟(まそびょう)
横濱関帝廟と並ぶもう一つのパワースポットが、かつての清国領事館の土地に建設された横濱媽祖廟だ。道教の女神(天上聖母)、媽祖様を主神として祀った媽祖廟は、航海安全の守護神だったものがあらゆる苦難に応える神として信仰を集めるようになり、今では縁結びや学問、子宝や安産など様々なご利益があると言われている。足を運んで線香のお供えと参拝をすれば、心が落ち着くかも。