関内に知る人ぞ知る和食の名店がある
関内駅から徒歩3 分という立地にあるはし本。和を感じさせるどっしりとした店構えは、のれんは入る前から気持ちを盛り上げてくれる。
職人の細やかな手仕事を間近で
カウンター席では目の前で調理を見ることができる。大将と会話をしながら食事を楽しむのもいいだろう。
一品一品丁寧に作られるコース料理
この日はさくら豆腐とウニ、福岡のアオリイカ、富山の鯛を使った魚料理、牛タンなど、食感でも楽しませてくれるどれも上品な春の旬が6品並んだ。
一品、一品、きれいに盛り付けられた料理は舌と共に目でも楽しめる。季節によってメニューも変化するのでいつ訪れても新鮮な気持ちで食事ができ、心遣いの行き届いた料理に魅了される。
日本酒をおいしく飲んでほしいと集めたおちょこ
店内に並んだ様々な表情のおちょこ。大将に頼めば好みのおちょこでお酒を飲むことができるとか。
大将の橋本さんはキャリア25 年以上の職人だ。長年板長を務めていた横浜吉田町の老舗和食屋の閉店を機に独立し、2 年ほど前に奥さんと洋食出身の息子さんと3 人で「はし本」を構えた。席数はカウンターやテーブルを入れても15 名程でいっぱいという店内。「静かな大人の店として気心のしれた方とゆっくりお食事を楽しんでいただきたい」というのが大きな想いだ。関内や野毛などの周辺にはガヤガヤとした居酒屋が多い中、「はし本」は落ち着いた空気の中、ゆったりと旬の味覚を味わえる。