日本大通り エリア
神奈川県の重要拠点が多く集まるこの地は、幅員の広い日本で始めての西洋式大通りで名高く、多くのドラマや映画のロケ地として登場する美しいエリアだ。
様々な旅客船が寄港する国際色にあふれたターミナル
横浜の開港をきっかけに生まれた停泊所、大さん橋。老朽化に伴い、初期のターミナルは解体され2002 年には新しく国際客船ターミナルが完成、人々の憩いの場となっている。長さ430メートルもある海にせり出した無料開放の屋上デッキは、みなとみらいから山下公園、ベイブリッジまで見る事の出来る昼も夜も絶景スポッ…
過去と未来が出会い、新しい文化がつながる憩いの場
横浜市・開港150周年事業として、2009年にオープンした象の鼻パークは、ちょうど山下公園、大さん橋を通過したところにある、横浜で一番あたらしい公園。海を正面に立つと、前方には復元された防波堤「象の鼻」(ほんとうに象の鼻のように曲がっている!)が見え、左側には大さん橋、右側には赤レンガを望むことがで…
作られた当初の景観を保つ、日本初のメインストリート
イチョウ並木やクリスマスなど、イルミネーションが美しい「日本大通り」はその名の通り日本で最初の近代的な道路。現在も通り沿いには大正~昭和初期築の神奈川県の重要な施設が数多く建っている。そのゆったりとした幅のある道路は、横浜港へと通じる道でもあり、横浜らしい建築物が織り成す美しい景観を保ち続けている。…
大正・昭和の洋風建築をめぐる横浜3塔物語
現在は都市開発が進み、高い建物も増えた横浜だが、この街には昔ながらの建物がまだまだ多く現存する。関内・日本大通り地区の塔のある建物はトランプになぞらえ、神奈川県庁本庁舎“キング”、横浜税関“クイーン”、横浜市開港記念会館“ジャック”の「横浜三塔」と言われ、古くから愛されている。3塔を一度に見られるス…
関内の大火災がもたらした消防の近代化
幕末期、豚屋料理屋鉄五郎から出火、瞬く間に火は関内に広がり、外国人居留地と日本人街の大半が焼失した。通称豚屋火事。そのときすでに外国人居留地消防隊はあったがこの事件をきっかけにより防火対策、消防隊を強化。外国人居留地と日本人居留地を隔て、防火対策として建物と建物が隣接しないように区画整理された。その…