数々のドラマや映画にも出てきた横浜のシンボル
見どころの展望フロアのほかに、スタイリッシュなレストランやお土産ショップが入る「横浜マリンタワー」は、50年以上の歴史がある、横浜を代表する古くからの観光スポットのひとつだ。今から50年以上前に横浜開港記念100周年事業の一環として、横浜港を象徴するモニュメントを、という願いのもとに建設された。遠くからは円柱のようにも見えるタワーだが、実は十角形。どの角度から眺めても、同じ姿できれいに見えるようにと十角形の形が選ばれた。横浜港のシンボルとしての輝きは、今も昔も健在だ。
海に近く眺めが最高
29階と30階の展望フロアからは横浜港、ベイブリッジ、山下公園、氷川丸、みなとみらい地区など、横浜らしい景色を一望できる。中華街のほうの町並みや、山手のなども見られ、横浜のおもしろい地形も堪能できる。天気が良ければ、東京スカイツリーも見えるとか!?
下が覗ける仕掛け
29階展望フロアには、床が一部ガラス張りになっている箇所があり、下を覗き込むことができる。訪れたお客さんはみなそこで一様に驚いて声を出したり写真を撮ったりしていた。
マリンタワーは実は元「灯台」。展望台の上に公式灯台があり、その高さは103メートルで地上高世界一の灯台として当時ギネスブックに認定されたほど。赤と緑の光を放つ灯台は、横浜市内だけでなく、千葉からも見ることができたそう。まさに当時のランドマーク的存在だった。しかしこの灯台は、近隣を航行する船舶にたいして重要度は高くなかったとのこと。改装工事が必要になったのを機に、平成20年、自らその灯台業務の歴史に幕を閉じ、紅白だった外観をシルバーとブラウンを基調にしたシックなものに塗り替え、開港150周年に合わせてリニューアルオープンした。
夕暮れや夜景もおすすめ
ランドマークタワーの向こうに沈む夕日や、空の色が移り変わる様子やだんだんイルミネーションが光る夜景への変化を見ることができる。ベンチは一箇所しかないが、ぼんやりと景色を眺める良い時間はたっぷりある。
階段で上ろう!
展望フロアまで、335段ある階段を上がるイベントが各月数日間開催されています。体力に自身のある人は挑戦してみては?制覇するとオリジナル缶バッチがもらえます。詳しくはホームページで確認を!